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2022/01/08

冷えと年齢

明けましておめでとうございます。
2022年のスタート、みなさまはどのように過ごされていますか?

今年も、たくさんのお役立ち情報をお届けさせていただきます。

昨年の終わりから今年に入り、とても寒く、雪の日が続いています。
私も初めて靴の中に入れるカイロを買ってみました。
とても温かく、地面から来る直接の冷えに対応できて快適です。


今回は、冷えについてお話ししたいと思うます。

まずは、
「なぜ体が冷えるのでしょうか?」

そして、どのような「冷え」があるのか?

自分の「冷え」がわかれば対策も出来ますよね。


冷えの原因は、単純に血行の悪さ。ということは理解できると思います。

しかしその他にも、
・体を冷やすようなライフスタイル
・基礎代謝や筋肉量の低下
・胃腸機能の低下
・自律神経の機能低下
・ストレス など
が冷えの原因に挙げられます。

このうち、年齢によって低下しやすいのが、
基礎代謝、筋肉量、胃腸機能、自律神経系です。


女性は更年期になると、卵巣機能の低下によって女性ホルモンや
自律神経の働きが低下するため冷えの原因にもなりやすいです。

「冷えは万病の元」

体が冷えることで、頭痛や腰痛、肩こり、生理痛、生理不順、むくみ、
便秘や頻尿、鬱、不眠などに至るさまざまな体調不良を起こしやすくなります。

冷えによって、思いもよらない重い病気にもかかる可能性があるため、
体を適度に温めることは健康の維持につながっていきます。

体温を1度上げると免疫力が約30%アップし、
内臓脂肪燃焼温度は1度上がると代謝が約13%アップするといわれています。


このように、季節による「冷え」だけが問題ではなく、
ライフスタイルや加齢による体の変化に伴った「冷え」が引き起こされるため、あなたにあった対処法を心がける事をオススメします。


*あなたの冷えはどの状態?

《20代から30代前半に多い末端の冷え》
 手足の指先が冷たい… 
 この年代は、基礎代謝が高く気力体力共に充実しますが、
 生活環境や人間関係からストレスを抱えやすい時期。
 ストレス過多によって自律神経が乱れ、
手足の末端の毛細血管を収縮させることでおこる冷えです。

▷対処法
 体を温めること!!
 心と体がリラックスすることで自律神経が整い、末端の血行が促されます。

《30代に多い下半身冷え》
 お尻やふくらはぎなど、腰から下が冷えやすい。
 デスクワークなどで、長時間座った状態が続いたり、同じ方向で足を組んだり
 姿勢の悪さが原因で、坐骨神経を圧迫し、足の血管を調整する交感神経が緊張状態になった結果、足の血流滞ることで起こります。

▷対処法
 この場合足を温めても冷えは改善されず、それどころか、上半身に熱が集まることで「冷えのぼせ」の状態をつくってします。血流のアンバランスを元に戻すためにも下半身の筋力アップや滞った血流を流す生活習慣をオススメします。

《40代から50代に多い内臓の冷え》
 隠れ冷え性。
 手足の表面は温かいのに体の内側が冷えてしまう。
 胃腸不良が起きることで、栄養がちゃんと吸収されず
食欲不振、代謝の低下で内臓脂肪がつきやすくなる。
40代以降は、「加齢」と「ストレスや生活習慣の乱れ」によって胃腸の働きが低下し冷えを起こしやすくします。

▷対処法
 胃腸をいたわり、腹部の血行を整えること。
 食生活を見直し、体の中から新陳代謝を促進することをオススメします。

《60代に多い全身の冷え》
 体温が低く、季節に関係なく1年中冷えを感じる。
 冷えている自覚が乏しい人もいます。
 体を温めるための筋肉の働きが低下し、基礎代謝が著しく落ちてしまうためでおこります。

▷対処法
 全身の冷えはスグには解消せず、長期的に体を温める食材を取り入れたり
 毎日湯船に浸かるなど、体を冷やさない生活を心がける事が必要です。
そして筋肉量を維持するためにも、適度な運動をオススメします。

今年も1年 「より美しく、より健康に」過ごしましょう。

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