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2022/02/08

季節の変わり目と肌荒れ

2022年2月4日は立春。
立春(りっしゅん)とは、二十四節気において春の始まりであり、1年の始まりとされる日です。

日本において2月初旬は1年で最も寒い時期ですが、
それでも「立春」を過ぎると徐々に日の長さを体感する時期に入っていきます。

春の訪れが感じられる季節は嬉しい反面、
この時期になると「肌荒れ」に悩まされるという人も多いのではないでしょうか。

某化粧品会社の調べによると、20~30代の働く女性の約6割(64.3%)が、2~4月の時期に「肌質の変化(肌荒れなど)を経験したことがある」と回答しています。

これは「季節性敏感肌」といい、
季節の変わり目になると、花粉やほこり、カビ、ハウスダスト、PM2.5 などの季節的なアレルゲンが原因となり、肌に付着して炎症を起こすことで発生します。

普段は何ともないのに、毎年決まった時期に肌状態が不安定になる。

肌の乾燥によるかさつきや赤み、
かゆみ、ピリピリ・チクチクとした刺激を感じる
といった不快な症状が現れるのが特徴です。

自分の肌が当てはまるかどうか下のチェックリストで確認してみましょう。

● ある特定の時期に肌に赤みがでる
● 花粉症である
● 頬や目のまわりにかさつきがでる
● 外出が多い
● 睡眠が不足しがち
● 紫外線に弱い
● ストレスが溜まりやすい

いかがでしたか?
当てはまる数が多いほど、季節性敏感肌の可能性が高いということになります。

しかも、季節性アレルゲンによる敏感肌の特徴として、
一度調子が悪くなると、なかなか元の健康的な肌に戻りません。

肌荒れを放置しておくと、どんどん肌は敏感になり、
肌を守るバリア機能は弱まって、外的刺激がさらに肌に侵入しやすい状態を作ってしまいます。

しかも、コロナウィルスによって私たちの生活にマスクが欠かせなくなり、
マスクによる刺激もプラスされ肌荒れが起きやすい状態になっています。

肌が敏感になっている時期は、できるだけ肌に刺激を与えないことが大切です。

スキンケアのポイントは、

●花粉や汚れをきちんと落とす

花粉によって肌荒れを起こしている場合は、花粉対策をしましょう。
帰宅後はクレンジングや洗顔で汚れをしっかり落としたり
シャワーを浴びるなどで花粉を洗い流すのも効果的です。

●刺激の少ないスキンケアアイテムを使う

スキンケア用品は毎日使うものです。ノンアルコールなど低刺激のスキンケアアイテムを使うことがオススメです。

化粧水と乳液、クリームを使ってしっかり保湿は行いましょう。

特に、クリームは肌から水分が逃げるのを抑えるだけではなく、
外からの肌への刺激を防ぐ役割も果たすため、使用したほうがいいでしょう。
ベタつきが気になる方は、軽い使用感のものを選びましょう。

肌に対しては、優しく強くこすりすぎないことが必要です。

そして、年間を通じて紫外線対策は必須といえます。

他にも、すこやかな肌を保つためには、ストレスをためない工夫や
しっかり睡眠をとるなど、肌を修復したり再生を促すようにしましょう。

少しずつ暖かくなって本格的な春を迎える前に、
毎日のスキンケアや生活習慣を見直すことで、なるべく影響を受けないようにしていきたいですね。

季節の変わり目と肌荒れ2
季節の変わり目と肌荒れ2
季節の変わり目と肌荒れ3
季節の変わり目と肌荒れ4

2022/01/26

首、肩のコリ

厚生労働省の国民生活調査で、常に体調不良の上位に上がるのが「肩こり」です。

特に、女性の自覚症状として「肩こり」が最も多く、

さらに、日本人の3人に2人が肩こりを感じていているというデータもあります。年齢的な割合としては30代~50代が最も多いです。
まさに「国民病」といえるでしょう。

では、なぜ肩がこるのでしょうか?

単純に手先の細かい作業が多い… 
リモートワークでパソコン操作をしてるから… 
そう思われるかもしれませんが、肩こりの原因は1つではありません。


まずは、人の体の構造を考えてみてみましょう。

あまり意識したことはないかもしれませんが、
たとえば… 細いホースのようなもの(首)の先にボーリングの球(頭)が乗っている状態だとします。

ホースはよっぽど頑丈に出来ていなければ、頭の重みでグラグラしてしまい
まっすぐに立っていることはできませんよね。

すなわち、前を向いて立っていることだけでも首にとっては大変なことなのに、
作業をしているときの姿=頭を前屈みにして肩をすぼめる姿勢は、
相当な首・肩の負担になることは理解できますよね。

頭の重さは体重の約10%ほどだと言われており、50kgの体重の方で
大体5kgあります。

そんな重い頭を首で支えながら、私たちは日常生活を送っているのです。


しかも、肩には腕がぶら下がっている状態です。
腕の重さは、体重の5%と言われています。

二足歩行をする人間は、もともと首や肩に負担がかかりやすい体の仕組みをしていると言うことになります。


(肩こりが起こる仕組み)

首や肩まわりの筋肉には、たくさんの血管が通っています。

筋肉の伸び縮みは、血液の循環を促し、全身に酸素や栄養を届けるポンプのような役割を果たしています。

しかし、首・肩の筋肉が緊張することによって、筋肉が硬くこわばって血管を圧迫し、血流が悪くなってしまいます。
そうすると、疲労物質が蓄積していき、神経を圧迫して、硬さ、だるさ、重さといった肩こり特有の症状を引き起こします。

筋肉の緊張や血行不良を起こさせる原因は、悪い姿勢の他にも、眼精疲労や精神的ストレス、運動不足なども考えられます。


では、肩こりの解消するためにどうしたらいいのでしょうか?

答えは単純! 原因となる事をしない。


・同じ姿勢を長時間続けず、定期的に休憩やストレッチなどを入れる。

・パソコンやスマホなどは、画面の明るさを調整したり、ブルーライトカット機能のある眼鏡をかけたりするのも効果的。
また、度の合わない眼鏡やコンタクトも注意してくださいね。

・衣類などでも、首や肩を温めて筋肉の血行を良くする。

・運動不足により筋肉が減少すると、姿勢が悪くなります。
適度な運動や体操を心がけましょう。

・お風呂では湯船にゆったりつかりリラックスする。

・デスク周りは、姿勢が悪くならいように、机、イス、パソコンの配置を考える

日常生活のちょっとした工夫で、首・肩こりを防ぐことは可能です。

人生を健康に過ごしていくためにも、首こり・肩こりのない生活を心がけていきたいですね。

首、肩のコリ2
首、肩のコリ2
首、肩のコリ3
首、肩のコリ4

2022/01/08

冷えと年齢

明けましておめでとうございます。
2022年のスタート、みなさまはどのように過ごされていますか?

今年も、たくさんのお役立ち情報をお届けさせていただきます。

昨年の終わりから今年に入り、とても寒く、雪の日が続いています。
私も初めて靴の中に入れるカイロを買ってみました。
とても温かく、地面から来る直接の冷えに対応できて快適です。


今回は、冷えについてお話ししたいと思うます。

まずは、
「なぜ体が冷えるのでしょうか?」

そして、どのような「冷え」があるのか?

自分の「冷え」がわかれば対策も出来ますよね。


冷えの原因は、単純に血行の悪さ。ということは理解できると思います。

しかしその他にも、
・体を冷やすようなライフスタイル
・基礎代謝や筋肉量の低下
・胃腸機能の低下
・自律神経の機能低下
・ストレス など
が冷えの原因に挙げられます。

このうち、年齢によって低下しやすいのが、
基礎代謝、筋肉量、胃腸機能、自律神経系です。


女性は更年期になると、卵巣機能の低下によって女性ホルモンや
自律神経の働きが低下するため冷えの原因にもなりやすいです。

「冷えは万病の元」

体が冷えることで、頭痛や腰痛、肩こり、生理痛、生理不順、むくみ、
便秘や頻尿、鬱、不眠などに至るさまざまな体調不良を起こしやすくなります。

冷えによって、思いもよらない重い病気にもかかる可能性があるため、
体を適度に温めることは健康の維持につながっていきます。

体温を1度上げると免疫力が約30%アップし、
内臓脂肪燃焼温度は1度上がると代謝が約13%アップするといわれています。


このように、季節による「冷え」だけが問題ではなく、
ライフスタイルや加齢による体の変化に伴った「冷え」が引き起こされるため、あなたにあった対処法を心がける事をオススメします。


*あなたの冷えはどの状態?

《20代から30代前半に多い末端の冷え》
 手足の指先が冷たい… 
 この年代は、基礎代謝が高く気力体力共に充実しますが、
 生活環境や人間関係からストレスを抱えやすい時期。
 ストレス過多によって自律神経が乱れ、
手足の末端の毛細血管を収縮させることでおこる冷えです。

▷対処法
 体を温めること!!
 心と体がリラックスすることで自律神経が整い、末端の血行が促されます。

《30代に多い下半身冷え》
 お尻やふくらはぎなど、腰から下が冷えやすい。
 デスクワークなどで、長時間座った状態が続いたり、同じ方向で足を組んだり
 姿勢の悪さが原因で、坐骨神経を圧迫し、足の血管を調整する交感神経が緊張状態になった結果、足の血流滞ることで起こります。

▷対処法
 この場合足を温めても冷えは改善されず、それどころか、上半身に熱が集まることで「冷えのぼせ」の状態をつくってします。血流のアンバランスを元に戻すためにも下半身の筋力アップや滞った血流を流す生活習慣をオススメします。

《40代から50代に多い内臓の冷え》
 隠れ冷え性。
 手足の表面は温かいのに体の内側が冷えてしまう。
 胃腸不良が起きることで、栄養がちゃんと吸収されず
食欲不振、代謝の低下で内臓脂肪がつきやすくなる。
40代以降は、「加齢」と「ストレスや生活習慣の乱れ」によって胃腸の働きが低下し冷えを起こしやすくします。

▷対処法
 胃腸をいたわり、腹部の血行を整えること。
 食生活を見直し、体の中から新陳代謝を促進することをオススメします。

《60代に多い全身の冷え》
 体温が低く、季節に関係なく1年中冷えを感じる。
 冷えている自覚が乏しい人もいます。
 体を温めるための筋肉の働きが低下し、基礎代謝が著しく落ちてしまうためでおこります。

▷対処法
 全身の冷えはスグには解消せず、長期的に体を温める食材を取り入れたり
 毎日湯船に浸かるなど、体を冷やさない生活を心がける事が必要です。
そして筋肉量を維持するためにも、適度な運動をオススメします。

今年も1年 「より美しく、より健康に」過ごしましょう。

冷えと年齢2
冷えと年齢2
冷えと年齢3
冷えと年齢4

2021/12/29

心からのご挨拶。

こんにちは。
脳が呼吸するリラクゼーションサロン harufuaの大澤です。

時が過ぎるのは早いもので、2021年も残りあとわずかとなりました。
この1年、たくさんの方々にご愛顧いただきましてありがとうございました。

harufuaが無事に一年を過ごせましたのも、みなさまの多大なるご支援のおかげです。


みなさまにとって2021年はどのような1年でしたか?

私にとっては「変化」の1年でした。

サロンオープンのために知識や技術を学び、いざという時にコロナウイルスにより世界の状況は一変し、私を取り巻く状況にも変化がありました。

実のところ既にサロンはオープンしているはずでしたが、そのタイミングを外し大々的にはオープンの告知もなく、今か今かと待ちわびながら、お客様からお客様へ,そしてそのお誘いでサロンの営業を続けている状態です。

ゆるやかなスタートでしたが、結果的には良い年だったように思います。

また、来年は気持ちも新たに「本格的なスタート」の年として
私自身ワクワクとした期待感と、うれしい気持ち、そして、これまで支えてくださった方への感謝の気持ちでいっぱいです。

2021年しっかりとした準備ができましたので、来年はこの気持ちに誠実に取り組み、これまで以上の技術向上につとめ、ご来店いただけるお客様にご満足いただけるように精進していきたいと思っております。

ドライヘッドスパの良さを、尾張一宮市で大きく広め、心身共にみなさまが健康で美しく…
そして若々しく生きて行くためのお手伝いをharufuaがサポート出来れば幸いです。

新しい年がみなさまにとって素晴らしい一年になりますようお祈りいたします。

時節柄、ご多忙のことと存じます。くれぐれもお身体にはご自愛ください。

なお、誠に勝手ながら、年末年始は下記の日程で休業させていただきます。


~年末年始営業のお知らせ~
2021年12月30日(金)~2022年1月5日(水)まで休業させていただきます。
なお、新年は1月6日(木)より通常営業いたします。

※なお、お問い合わせにつきましては1月6日(木)以降、順次ご連絡させていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

来年も変わらぬご愛顧をいただき、年末のご挨拶とさせていただきます。

2022年も皆様にお会いできる日を楽しみに、ご来店お待ちしております。

harufuaより心からの感謝をこめて

心からのご挨拶。2
心からのご挨拶。2
心からのご挨拶。3
心からのご挨拶。4

2021/12/20

眼精疲労とドライヘッドスパ

今回は眼精疲労についてお話ししたいと思います。
そもそも「眼精疲労」と「疲れ目」が同じものだと思われている方が
たくさんいると思いますが、実際には違いがあります。

疲れ目とは、一時的なもので
休息や睡眠をとれば自然に回復し、体への悪影響がほとんどありません。

一方 眼精疲労は、
眼痛や目が重い、眩しい、かすむ、ぼやける、
乾いた感じがする、充血する、瞼がピクピクする、まばたきが多くなると
いった眼科的な症状に加え

頭痛、頭重感、眼の周辺の圧迫感、めまい、
肩こり、関節痛、下痢、便秘、吐き気など、
目 以外に全身症状を伴う疲労ことを指します。

その原因は、一つでなく様々な問題が絡み合って起こります。

大きく分けて3つです。

1つは、目の異常。
これは、見えづらいのに無理をして見ようとすることで
目の筋肉に疲労が起こるためです。

その原因は、
・近くのものを長時間見続けることによって調整機能が低下する。
・遠視や乱視などの屈折異常によって起こる。
・年齢による眼の機能低下。
などがあげられます。

その他にも、涙の量が少なくなったり、涙の流れが悪くなったりして
目が乾くことで、目の表面を保護する涙の層が均等でなくなり、
ものがはっきり見えにくくなるドライアイなども目に異常をきたします。

環境の問題としては、
目を疲れさせるような作業環境が眼精疲労の原因となり、
テレビ、パソコン、スマートフォンなどの画面を見すぎることにより
様々な全身の症状が出ます。

集中して画面を見つめる作業では
まばたきが減り、涙が目の表面から蒸発しやすくなり
目の乾燥も進むといわれています。

毎日、長時間の作業することにより
目や全身の疲労が慢性化すると、影響は体だけに留まらず
仕事の能率がおちたり、気分も落ち込みやすくなり、
精神的な症状も出てきます。

また、エアコンの風が直接目に当たると
涙を蒸発させ乾燥しやすくなったり

紫外線、シックハウス症候群、騒音などが影響することもあります。

いろいろお話ししましたが、
あなたも次のような症状が現れていないか1度セルフチェックしてましょう。

1. 目の奥がドーンと痛む
2. 目の奥が熱い
3. 目がぼやけてかすむ
4. 目の疲れを感じる
5. まぶたがピクピクけいれんする
6. いつも目が乾いた感じがする
7. よく涙が出る
8. 以前よりものが見えにくくなった
9. 頭痛がある
10. ひどい肩こりに悩まされている
11. なんだかモヤモヤ吐き気がする
12. 目の中に異物が入っている感じがする
13. まぶたが重い
14. パソコンの画面を見ていると眠気を感じる
15. 目が赤くなる

これらの症状は、もちろん眼精疲労ではない原因で起こることもあるため、
セルフチェックは目安と考え、症状が重かったり長引いたりする場合は
1度眼科受診することをお薦めします。


眼精疲労を予防するには、目を使い過ぎないことが第一です。

とは言っても「仕事上そうは言っていられない」という方は
少し意識をしてご自分でセルフケアしてみませんか?

・作業する環境や方法、時間を見直し、目を疲れさせないようにする。
・目が乾くと眼精疲労は進むので、加湿器をおく、
エアコンの風に直接当たらないことも必要です。
蒸しタオルで目を温めるのも,とても良いですよ。
・マッサージやツボ押しなどで目の周りの筋肉をほぐす。
・自宅では、コンタクトレンズをやめてメガネをかけるようにする。
・ビタミンB群は目の粘膜や末梢神経を正常に保ち、
ビタミンEは抗酸化作用で神経を保護し、
血行を促進して筋肉の疲労回復を促します。
しっかり摂取して下さい。

それでもつらい眼精疲労には、
一度ドライヘッドスパを試してみるのもおすすめです。

ドライヘッドスパは、専門店ができるほど生活に浸透してきている施術です。

主に頭皮にアプローチし睡眠に対してのイメージが強くありますが、

当サロンでは、デコルテや目の周りもしっかり揉みほぐしていくため
血行がよくなり眼精疲労やその他、全身症状の解消にも抜群の効果があります。

そして頭部の筋肉がほぐれることで、自律神経の乱れが改善され
ストレスからくる眼精疲労にも効果があります。

目もすっきりし、肩こりも軽減。
なによりリラックスしたひとときを過ごすことでストレスも緩和されますよ。


いつまでも健康的にいきいき過ごせる毎日を応援します。


眼精疲労とドライヘッドスパ2
眼精疲労とドライヘッドスパ2
眼精疲労とドライヘッドスパ3
眼精疲労とドライヘッドスパ4